「…よし、次でやっと終わりだ。」


疲れている声だ。声の低さ的に男性なんだろう。


まぁ、ここで女性がいることはほぼ無いだろう。



「あぁ。……よし、お前の番だ。立て」


そんな言葉と壁に繋がれてる鎖を1本ずつ外し、同じところに付ける。



それを手にして、新しく首にも鎖を繋ぐ。



ちなみに足には繋がれない。



歩きにくいからね。