「おらぁ!おとなしくしろッ!!」



慌ただしい男性の声と共に鎖で繋がれてるのは狐の耳としっぽを持った幼い少女だ。


あの子は狐の獣人なんだなと傍観している私。



無論、私も鎖で手足を繋がれてる状態であるため助ける事なんて不可能だ。




それに、ここにいる子たちは少なくない。