あなたがここにいれば


「いや~、これからオークション最後の商品ですな。最後はとっておきの目玉商品ですから、とても楽しみです。」


妙にイラつかせるような男の声。


それよりも、これから最後のオークションだなんて運がいい。



あまりこの汚れきった空間には居たくないからな。




そう思っていると観客席のライトが暗くなった。



それと同時にここにいる奴、全員がステージへ目を向けた。