俺様御曹司はパイロットになって愛しい彼女を迎えに来る

そしてバンクーバー最後の日には、隼人は空を観光に連れて行ってくれた。

自宅から車を持ってきてもらい車で移動できたので、買ったお土産なども持ち歩かなくてすんで助かった。

午前中はスタンレーパークでは自転車に乗って広大な敷地内を走り回った。トーテンポールの前では二人で写真を撮ったり水族館にもよった。

そしてグランビルアイランドのマーケットで食べ歩きして、お土産もたくさんゲットした。

スモークサーモンを買ってきてと美空と健吾にリクエストされていたので、隼人にそう言うと、それは明日空港で買った方がいいと言われた。

きちんと保冷材も入れてくれてパッキングしてくれるそうだ。

グランビルアイランドでは先住民の作った可愛いアクセサリーやランチョンマットなどの雑貨や定番だけどメープルシロップなどを買った。

食べ歩きしたスイーツもおいしかった。マカロンや、小さなドーナツなどもうお腹がはちきれそうだと隼人と大笑いしながら、楽しんだ。

夜にはキャピラノつり橋に連れて行ってくれた。

高所恐怖症の人は絶対無理だと思うが、空は平気ですたすた歩いていた。

夜になるとイルミネーションが点灯されて本当に幻想的な雰囲気になる。

下の渓谷は真っ暗で何も見えないが大きな木に青や赤のライトで飾り付けられている。

つり橋の両サイドの綱にもライテイングされていて、つり橋だけが浮いているようだった。

空は携帯で何枚も写真を撮り帰って美空と健吾に見せるのが楽しみになった。

隼人に充分観光してバンクーバーを楽しんだから新婚旅行は無しでいいと言ったら、また叱られた。

新婚旅行にはヨーロッパに連れていきたいというのだ。パリやプロヴァンスにイギリスならコッツウオルズやノルマンデイとかイタリアもいいぞという、そういわれれば行ってみたい。

少し先になるがお父様の健康も回復してモントリオールのゴードンホテルの改装も終わったら落ち着くだろうと、隼人は思っているようだ。

空は楽しみに待つことにした。結婚式はなくてもいいが隼人は空のウエデイングドレス姿が見たいらしい。

それなら写真だけ取ってもいいかもなんて言うと、空は夢がないなあと呆れられた。

隼人はバージンロードを二人で歩きたいそうだ。(愛い奴じゃ)