祖父は半年位病院に入院して亡くなったが、祖母はある日スーパーで買い物をしていて倒れて、そのまま意識が戻ることなく呆気なく逝ってしまった。クモ膜下出血だった。
祖父が亡くなってたった3ケ月後の事だった。
そのとき父は再婚していて、小学生と中学生の子供が二人いた。
父は鳥取の奥さんの実家で家業を手伝っていた。入り婿という立場だったのだ。
奥さんの実家はその地域では手広く商売をやっているようだった。
祖父母はお金もしっかりと残してくれていたし、住んでいた家も古くて小さな家だったけれど郊外の住宅地だったので、売ればそれなりの値段が付く。
そしてそれはすべて空に残された。遺書が弁護士に預けられていて父親の相続放棄の書類も揃っていた。
きっちりと後の事を考えて祖父は病気で入院した時にすべてを整えてくれていたのだ。
祖父の時は祖母と二人で何とか葬式を出したが、祖母の時は誰に頼ることもできず途方に暮れる空に力を貸してくれたのは隼人と健吾だった。
病院から祖母を引き取ってこれたのも、二人が葬儀屋を頼んでくれたからだ。
そして和室に寝かせて祖母の服を葬儀屋が着替えさせてくれて、枕飾りまで設けてくれた。
二人はすぐに父親に連絡をしろと言ってくれて、祖母の携帯から父親の連絡先を見つけて空に電話をかけさせた。
そして父親が来てくれるまで、空には祖母の側にいてやれと言ってくれて、二人で近所の人の対応や高校の担任にも連絡してくれて休むことも伝えてくれた。
夜にはコンビニに行っておにぎりとインスタントの味噌汁を買ってきてくれて、3人で食べた。
空はその時のおにぎりとカップに入った温かいおみそ汁の味は今でも忘れられない。
二人の心使いがうれしくてぽろぽろ涙をこぼしながら、しょっぱいおにぎりを食べたのだった。
二人はその夜、祖母の側についていた空の傍らで朝まで一緒にいてくれたのだ。
祖父が亡くなってたった3ケ月後の事だった。
そのとき父は再婚していて、小学生と中学生の子供が二人いた。
父は鳥取の奥さんの実家で家業を手伝っていた。入り婿という立場だったのだ。
奥さんの実家はその地域では手広く商売をやっているようだった。
祖父母はお金もしっかりと残してくれていたし、住んでいた家も古くて小さな家だったけれど郊外の住宅地だったので、売ればそれなりの値段が付く。
そしてそれはすべて空に残された。遺書が弁護士に預けられていて父親の相続放棄の書類も揃っていた。
きっちりと後の事を考えて祖父は病気で入院した時にすべてを整えてくれていたのだ。
祖父の時は祖母と二人で何とか葬式を出したが、祖母の時は誰に頼ることもできず途方に暮れる空に力を貸してくれたのは隼人と健吾だった。
病院から祖母を引き取ってこれたのも、二人が葬儀屋を頼んでくれたからだ。
そして和室に寝かせて祖母の服を葬儀屋が着替えさせてくれて、枕飾りまで設けてくれた。
二人はすぐに父親に連絡をしろと言ってくれて、祖母の携帯から父親の連絡先を見つけて空に電話をかけさせた。
そして父親が来てくれるまで、空には祖母の側にいてやれと言ってくれて、二人で近所の人の対応や高校の担任にも連絡してくれて休むことも伝えてくれた。
夜にはコンビニに行っておにぎりとインスタントの味噌汁を買ってきてくれて、3人で食べた。
空はその時のおにぎりとカップに入った温かいおみそ汁の味は今でも忘れられない。
二人の心使いがうれしくてぽろぽろ涙をこぼしながら、しょっぱいおにぎりを食べたのだった。
二人はその夜、祖母の側についていた空の傍らで朝まで一緒にいてくれたのだ。



