祐生:「おい、何食べんだ?」
和泉:「なんだ? その態度は! オレは客だぞ」
祐生:「あ?」
和泉:「客商売ナメんな」
こころ:「ですよね〜 でもね、ここだけの話ですけどメニューだけじゃ栄養片寄るってまかないの材料、小林さんのためにとってあるんですよ」
祐生:「おい」
和泉:「そうなんか?」
バツが悪そうに奥に引っ込む祐生
日和:クスッ、和泉くんだって祐生くんのご飯食べたくてここに来てるんだもん
なんやかんやいって仲いいんだから
和泉は祐生が出したご飯をバクバク食べながら
和泉:「そういや日和、明日って暇か?」
日和:「明日はお昼にここのバイト入ってるけど…どうしたの?」
手を動かしながら二人の会話に耳を傾けるこころ
和泉:「いや宮先輩がw市にいるOBの先輩に届けるもんがあったけど、なんか急に親が来ることになって行けなくなったから、オレ代わりに頼まれたんだけど日和一緒に行かねーかと思って…」
日和:「あっ、うーん…」
こころ:「日和さん大丈夫ですよ、明日のバイト私代わりますから」
日和:「え?」
こころは日和の耳に小声で
こころ:「デートですよね! 楽しんで来てください」
日和:こころちゃん?!
和泉:「いいのか?! w市にベーグルの有名な店があってさ、そこの優待券を宮先輩がくれたから日和と一緒にと思って…」
こころ:「大丈夫です! ねっ、日和さん」
日和:「…うーん、じゃ…ごめんねこころちゃん」
和泉:「よっしゃー、サンキューなこころちゃん」
嬉しそうな和泉を見て、ヤレヤレとため息をつく祐生だった
翌日
日和:「久しぶりだね、和泉くんと二人で遠出するの。私w市初めて来たよ」
日和:なんやかんやと和泉くんと二人で出かけること多くなったな
和泉:「おう、さすがw駅でかいな! おっ、見てみろよ日和、こんなとこにこんなでっかい広告。オレこんなでっかい広告作る仕事したいんだ」
そう言って目を輝かせる和泉
日和:和泉くんすごいな…もう自分がやりたいこと見つけてる
日和:「和泉くんならきっと、誰もが目を引く広告作れるようになれるよ」
和泉:「日和ー、もしそうなったらそん時一緒に見に来てくれよな」
日和:「うんもちろん」
日和:……想像できてしまった、こうやって二人で一緒に広告見る未来…
きっと私は何年たっても和泉くんのそばにいるんだろうな
和泉:「えーと…日和こっちだ」
ナビを見ながら知らない街を歩いて行く二人
