学校帰りにカラオケに来ている4人
日和:「修一くん、美咲おめでとう!!」
プレゼントを手渡す日和
美咲:「え? うそ!! …ありがとう日和、開けてみていい?」
美咲:「キャー ネコのマグだ!! この色もめっちゃ好き!!」
修一:「俺のは犬だ」
美咲:「すごい! ペアになってる!! 嬉しいよ日和ありがとーーー」
大喜びの美咲は日和に抱きつく
修一はマグをしみじみ見ながら
修一:「日和はセンスがいいな。大事に使わせてもらうよ、サンキュー日和」
日和:「うん!」
日和:よかった、二人とも喜んでくれて…
二人の喜んでる姿を見て嬉しそうに笑う日和
そんな日和を愛おしそうに見ている和泉
日和:「あ、あのね、この機会に私みんなに伝えたいことがあって…」
美咲:「何? 日和」
みんな日和に注目する
日和:「…あの、みんなと出会ってこうやって仲良くしてもらって……私今すごく楽しいの! みんなに助けてもらえたから、こうやってたくさん話せるようになったんだ。だから……いつもありがとう。そしてこれからもよろしくお願いします」
美咲:「日和ぃーーーー」
抱きつく美咲
和泉:「……うっ……っ……」
泣いている和泉
修一:「おいおい、今 日和が嬉しいこと言ってくれたのに、なんでおまえが泣くんだよ!」
和泉:「……っ…か、感動した!! オレもみんな大好きだーー!!」
修一は和泉にティッシュを渡して、よしよしと肩を叩いた
美咲:「私もみんな大好き!! ずっと一緒にいようね」
日和:すてきな仲間、みんな大好きだよ
日和:「もうこんな時間、私帰らなきゃ」
修一:「そうだな、そろそろ帰るか」
和泉:「じゃオレ日和送ってくわ」
日和:「いいよ、和泉くん遠回りじゃない」
和泉:「いつもより遅いから危ないだろ! 一人で帰らせる方が心配だ」
修一:「日和、和泉が心配し過ぎてオニ電してきたら迷惑だろ?」
美咲:「そーそー、送ってもらいな」
日和:「…じゃあ、お願いします」
和泉:「おう」
日和:確かにちょっと路地に入ると人通りなくて怖いかも…
和泉くんいると心強いな
和泉:「修一たち喜んでたな、よかったな」
日和:「うん、和泉くんのおかげだね」
和泉:「よせよー、照れるだろ! でも日和が喜ぶならオレはなんでもするから、いつでも言えよ」
日和:「うん、ありがとう」
日和:やっぱり和泉くんは私にとってヒーローだな……
