とある休日
和泉:今日は日和とデート♪
和泉:「今日の映画も感動したなー」
日和:「うん」
日和:「見て見て、これすっごくかわいい」
和泉:「ほんとだな」
和泉:「ここの中華めちゃめちゃうまいな」
日和:「うん、いっぱい食べちゃった」
和泉:「じゃまた明日な」
日和:「うん、おやすみなさい」
日和を送って帰る道中
和泉:今日も日和かわいかったな~
あー楽しかった、日和といると一日があっという間なんだよな
いっつもあっという間に……
……ん? ん? んんっ?
あれ???
ピンポーン、ピンポン、ピンポーン
ガチャ
修一:「…今度は何だよ、和泉」
和泉:「修一! ちょっと相談乗ってくれ」
修一:「だからいつも連絡してから来いってんだろ。今、美咲寝てっから静かにしろよ」
そう言いながらも和泉を向かい入れビールを手渡す修一
和泉:「おー すまん」
修一:「で、日和とはうまくいってんだろ?」
和泉:「うまくいってるっていうか、今までと変わらないっていうか…そうなんだ修一、聞いてくれっ!!」
修一:「さっきから聞いてる、デカい声出すな」
和泉:「すまん…あのさオレと日和は恋人同士だよな?」
修一:「? そうだろ」
和泉:「付き合う前と何も変わらないんだ、一緒に映画見て、街ブラして、飯食って、日和送ってって」
修一:「普通にデートだろ?」
和泉:「そうデートだ、でも付き合う前からオレは日和と会う時いつもデートだと思って会ってたから、その時となんも変わらねーつうか」
修一:「いやいや、恋人同士じゃないとできないことあるだろ」
和泉:……
修一:「おいまさか…いやあれから結構たつよな? 手ぐらいは繋いだよな?」
和泉:「花火大会の日に一回」
修一:「…季節変わったぞ! じゃハグは? キスは?」
和泉:……
修一:「おまえいくつだよ…中学生でもやってんぞ」
和泉:「正直、日和といると楽しくて…両想いって浮かれてそれで満足してた。でもいつまでもそれじゃだめだよな」
修一:「あたりまえだろ、日和不安になってんじゃないか?」
和泉:「…今までずっと友達って体でやってきたから、なんていうかタイミング? が、わかんねー」
ビールを飲み喉の渇きを潤す和泉
修一:「そういう雰囲気なんかいくらでも作れるだろ」
和泉:「は? どうやって…」
修一:「部屋で一緒に恋愛映画見るとか、後ろから抱きつくとか、ベッドに押し倒すとか、一緒に風呂入るとか」
和泉:「おいおいちょっと待て、どんどん過激になっとる」
修一:「いっそ旅行に行くか」
和泉:「いきなり泊まりなんてハードル高すぎだろ!」
隣の部屋で二人の話を聞いている美咲は、クスクスとベッドの中で笑っていた
修一:「じゃ酒だ! 酒の力を借りてそういう雰囲気に持ってけ」
和泉:「おーなるほど! 酒か…よしわかった、サンキューな」
修一:「おー、頑張れ」
修一は和泉を見送ると、美咲のいるベッドに戻った
美咲:「修」
修一:「ごめんな、うるさかったな」
美咲の頭を撫でる修一
美咲:「ううん、修は優しいね」
修一:「そうか?」
美咲:修のアドバイス…なんかズレてる気もするけど、和泉に頼られると嬉しそうな顔する修がかわいいから、まあいいか
美咲は修一にくっつき温かさを感じながら眠りについた
