和泉:「驚くなよ、驚くなよ…なんとついにオレ日和と両想いになった!!」
誇らしそうに胸を張る和泉
修一:「え?! あっ、そうかそうか……おめでとう」
美咲:「よかったね和泉」
和泉「ん? ん? なんだよ、驚かないのかよっ」
修一:「いやー十分驚いてるよ、なぁ」
美咲:「うん」
和泉:「じゃもっと喜べよ!」
修一:「喜んでるさ、今ジワジワきてっから」
ブーブー…
美咲:「あっ、日和からだ。私あっちで話してくる」
美咲は隣の部屋のドアを閉めた
修一:「和泉、よかったな」
修一は和泉の肩をポンと叩いた
和泉:「痛っ…」
修一:「どうした?!」
和泉:「今日ちょっと肩ぶつけただけだ。それより修一、オレ幸せすぎてヤバイ…オレ明日死ぬのかな」
修一:「バカ! でも俺も嬉しいよ、よかった…ほんとよかった」
熱いものがこみ上げてくる二人
和泉の肩を避けながら、嬉しそうに和泉をこねくり回す修一
修一:「長かったよな……和泉もやっと日和に好きだと言えたんだな」
和泉:「おう………ん?」
和泉の顔がどんどん青ざめていく
和泉:「修一、どうしよう…オレまたやらかした」
修一:「今度はなんだ?」
和泉:「オレ日和に好きだと言ってない!!!」
修一:「はあーーー?!」
日和と美咲は通話中
美咲:「日和よかったね、今 和泉うち来てて聞いたよ! ちゃんと言ったんだね」
日和:「うん、美咲が背中を押してくれたから…ありがとう美咲」
美咲:「で、和泉は日和の告白になんて答えたの?」
日和:「最初全然信じてくれなくて、でも精一杯自分の気持ちを伝えたらやっとわかってくれて」
美咲:「うんうん」
日和:「大号泣だったよ」
美咲:「うん、それで?」
日和:「それだけだけど」
美咲:「は? 和泉も好きって言ってくれたでしょ」
日和:「んー、そういえば聞いてないかも…」
美咲:「エーーー!!!」
日和:「でも和泉くんの気持ちはちゃんと伝わったから」
そう微笑む日和のスマホには、ストラップはもう付いていなかった
