ハルは愛玩具用に作られたロボットなのかもしれない。
ようやくハルが壊したグラスの片付けを終えたとき、今度がゴトンッと重たいものが床にぶつかる音が聞こえてきて息を飲んだ。
またハルがなにか壊したんだ!
そう思って駆けつけた先には横倒しになって自分では起きられずにジタバタともがいているハルの姿があったのだった。

☆☆☆

「あぁ‥…疲れた」
どうにか食器類の片付けを終えた頃にはすっかり日が傾いていた。
そのうちの半分くらいはハルがこけたりぶつかったりしたのを助けてやる時間に費やしていたのだからうんざりしてしまう。
そんなハルは今おとなしく私の隣に立っていた。
「ほんっと迷惑なんだけど」