スラリと長い手足が柴田さんによく似ている。
大きな目に形のいい鼻筋はまるで雑誌の中のモデルがそのまま抜け出してきたように見えて見惚れてしまいそうになる。
「あ、あの、子供さんって男の子だったんですか!?」
思わず声が裏返ってしまう。
同年代の子供としか聞いていなかったけれど、女の子だと思いこんでしまっていた。
突如目の前に現れた男の子に困惑し、自然と頬が熱くなる。
「あら、私言っていなかったかしら? ごめんなさいね?」
頬に手を当てて小首をかしげ、申し訳無さそうに眉を下げる柴田さんにはなんの反論もできなくなってしまって絶句する。
「女じゃなくてごめん」