いないだろうがね』
一気にそこまで話しておじちゃんは大きなため息を吐き出した。
『でも、タイムマシンは前川くんなしでは絶対に出来上がらなかった。だから、段ボール箱に彼の名前も入れておくことにしたよ』
おじちゃんの言葉を聞いて私は地下室の済に放り出されている大きな段ボールへと近づいた。
最初に目に入ったのはおじいちゃんのサインだ。
けれど段ボールをひっくり返してみるとそこにはMAEKAWAとローマ字で書かれているのがわかった。
おじいちゃんは決して愛の父親を裏切ったわけではなかったのだ。