翌日はなにもやる気が起きなくて昼まで客室の布団に丸まっていた。
「真子、ハルを迎えに行こうと思うんだけど」
さすがにずっと引きこもって私を見かねたのか、諒がそんな提案をしてきた。
「でもハルは動かなくなっちゃったから」
ハルはタイムマシンを破壊するために自分自身を殺してしまった。
もともとおじいちゃんがそういうプログラムを組んでいたから仕方ないことだけれど、もう二度とハルと会話できないのだと思うと胸が苦しい。
「いいから。行ってみよう」
しつこく誘われて私はしぶしぶ布団の中から体を起こした。
昨日の騒ぎのせいで知らない間にあちこち筋肉痛になっていて、少し動きだけでも背中が痛む。