いぶかしく思っていると愛の父親がニヤついた笑みをこちらへ向けた。
「タイムマシンに見えなくて驚いているだろうな。でもこれは当初私とじじぃとで考えていた通りの形だ。外見ではわからないように作ったんだ」
愛の父親はそう言うと愛おしそうに箱の側面をなでた。
すると箱がそれに反応して光始めたのだ。
「扉の開き方も私達が考えた通りにしたんだな」
愛の父親がそう呟いたとき、長方形の一面が音もなく横へスライドしていたのだ。
中には日付や時間を表示するためのモニターと、小さな椅子が設置されているだけだった。