急に話をふられた諒は目をパチクリさせたが、すぐに「それじゃ市民プールにでも行こうか」と、提案してくれた。
家から車で10分ほどの場所にこの町唯一のプールがあるみたいだ。
「それがいいわね。水着の貸し出しもしているし、友達の愛ちゃんも誘って行ってみたら?」
そこまで言われたら断る理由はなにもない。
私は頷いて「じゃあ、お言葉に甘えます」と、答えたのだった。

☆☆☆

3人でプールへ行っている間に柴田さんがハルを見てくれていることになっていたのだけれど、出かけるころになって柴田さんの友人から連絡が入り、急遽お茶をすることが決まった。
「ごめんねハルちゃんの面倒が見れなくて」