昼間は子どもたちと遊び、夜には少ししんみりとした気持ちになって、グッスリと眠っていたのだけれど、ブツブツとなにか呟く声が聞こえてきて私は目を覚ましてしまっていた。
枕元のスマホを確認すると朝5時を過ぎたところだ。
こんな早くに誰が起きているんだろうと上半身を起こしてみると、窓辺にハルが立っていた。
月明かりを背にしたハルは目元をチカチカと光らせ、なにか呟いている。
「ハル?」
声をかけても反応がない。
もしかしたらスリープモードになっているのかもしれない。
動きを制御することで充電の消耗を防ぐのだ。
ハルにはソーラーも搭載されているから、昼間の家に充電できるはずだけれど。