お隣さんはイケメン三兄弟

「やっぱり猫ちゃんはかわいいっ!」
猫を触りながらそう叫んでいる花。
花がそう言うたびに、俺は、花の方が……と思っていた。
まあ、確かに猫はかわいいけどよ……。
昨日、調べておいてよかったっ……。
実は、昨日めちゃくちゃ調べて花の好みそうなところを探してた。
「健太くん、もう少しで時間だよ。出よっか」
「おう!」

「健太くん、もうそろそろでお昼だよね。何か食べる?」
花の方がって思う気持ち、マジでなんなんだよ……!
くっそ、わかんねー……。
調べてみっかな……。
「……」
「健太くん?」
「おっ、おう! 何だ⁉︎」
「あの、お昼の時間だから何か食べるって聞いたんだけど……大丈夫?」
「大丈夫だぞ!」
この気持ちって、何か昔の母ちゃんへの気持ちに似てる……?
あの時は、『好き』って思ってた……?
くっそ気づいたかもしれねぇ……。
……好きだ、花が。
これだけはもう、誰にも負けない。
「花は食べたいもの、あるか?」
「わ、私はなんでもいいけど……食べたいのだったら、うどん食べたいなっ……」
はぁ……かわいい……っ。
「じゃあ行くか!」
「うんっ!」

「はー、美味しかったぁ……」
花が幸せそうに言っている。
「美味しかったな!」
「次、どこか行く?」
花が聞いてくる。
「俺、行きたいとこあんだけど、行っていいか?」
「うん! 健太くんが行きたいなら!」

「えっと……ゲームセンター? ここも大きいね?」
「そうか?」
ここは日本一でかいらしいが、俺はいつも来ているからそんなに気にしてない。
でも花はこういうとこ初めてなのか?
まあそう言うことを考えてやってるからな!
「じゃあ、行くか!」
「うん……っ」