お隣さんはイケメン三兄弟

「えっ? あっ、そっ、そうだね……外そっかっ……!」
 あわてた様子でウィッグを外した花。
 うわ……きれーな顔……っ、どうしたらこんなのになんのか……。
 とか色々思っていると、花が問いかけた。
「えっと、それで明日もする? 疲れてるし、やめとく……?」
「いや、いい。やる」
「えっ……すごい……! あんなに勉強きらいだったのに……! 成長したんだね……!」
 俺が即答で言ったのに驚いたのか、俺を褒める花。
 まあ、それほどでもないがな……。
明日も頑張るか……あ、その前に……。
「お前、ケータイ持ってるか?」
「うん! 持ってるけど?」
「交換しね? メッセージ……」
 よし、これでいいか……。
「いいよ! あ、グループで作る? 実くんと恋くんと」
「花はどっちがいいんだよ……」
 俺は……花が良い方でいいか……。
「私は、作りたいな! でも、2人とも持ってたっけ?」
「おう」
「じゃあ、グループ、作っておくから、入ってくれない?」
 あの2人に言っとけばいいってことか……。
「わかった! また明日な!」
「うん! お願い!」
 花はほほえんで俺に言うと、ひらひらと手を振った。
俺も笑いながら手を振って、家に帰った。