運命の彼氏

初デートから1ヶ月。

とうとうチェンマイを発つことになった。

「楽しかったね。海外出張。」

「うん。創太のこと好きって分かったし。付き合って 初デートもできたし。めっちゃ楽しかった。」

「なにそれ〜。大胆なこと言い出すね〜」

「なにそれ!いいじゃん。」

「嬉しいけど。ん。」

創太は黙って手を出した。

「え。で、でも見られたら」

「誰もいない。」

「…」

海は創太に抱きついた。

「俺ね、海に初めて会った時可愛いなって思った。」

創太はゆっくりと話し始めた。

「もちろん物心つく前から会ってたし。それが初めてってわけじゃないけど。物心ついて改めて海見たら、初めて会ったみたいに可愛いって素直に思った。」

真剣に話す創太から離れ、海は目を見て聞いた。

「じゃあ、創太はその時から俺のこと好きって
思ってたの?」

「うん。だからこうやって付き合えてすごい嬉しい
だからこれからもよろしくお願いします。」

「うん。俺はいつからかわからないけど。
創太のこと超大好き!」

「ごめん。早いかもだけど。これ」

創太は海に小さな青い1つの箱を差し出した

「え、も、もしかして!」

「うん。結婚指輪。」

「え!めっちゃ嬉しい!!」

海は迷わず創太に抱きついた。

「引かれなくてよかった。」

「引くわけない!!」

2人は目を合わせた。

「海。」

創太がそっと海の名前を読んだ

「何?創太。」

海が創太の名前を呼んだと同時にそっとキスをした。

「一生一緒。」

「うん。」

2人は目を合わせ、笑い合った。

永遠の愛を誓って。