アニマルランド!

次の日、アニマルランドが開園すると、すぐにお客さんがたくさんやってきた。
すると、立て看板に、『初イベント開催!』と書いてあるのをすぐにお客さんが見つけてくれた。
「え、初イベントだってよ〜!」「なんだろ〜」「マジ楽しみ!」「早く行こう!」
「すごいね! もうお客さん入ってくれてる!」
「うん。これまでは予想以上……」
2人でおどろいていると、後ろから海さんに声をかけられた。
「ほら、2人ともそこで突っ立ってないで仕事仕事!」
「「はっ、はい!」」
私たちはすぐイベント場所に向かって、案内をしたり、列を整えたりした。
すると、私たち2人のことが話題になっているのが聞こえた。
「ねえ、あの2人可愛くない?」「マジ可愛い〜」「小学生かな?」「いや中学生でしょ〜」「えっ、カップル⁉︎」「めっちゃお似合い〜」
「なんか、私たちについて言われてるね……」
「う、うん。ちょっと恥ずかしい……」
「あはは……」
か、カップルなんて、蘭くんも迷惑だろうなっ……。
「……僕は嬉しいけど……」
「何か言った?」
「うっ、ううん!」
嬉しいって言ったかな……?
聞き間違いだよねっ……。
でも、なんだろこの気持ち……。
なんか、がっかりしてるっていうか……?
何でもないよね……。
「……夢さん?」
「あっ、ごめん! 何でもない!」
私が黙り込んでいると、蘭くんが声をかけてくれた。
「今更だけど、初イベント頑張るぞっ!」
蘭くんが言ってくれる。
「うんっ!」
私と蘭くんは、顔を見合いながら笑った。