アニマルランド!

「「ごちそうさま!」」
食べ終わりの挨拶をして、2人で片付けると、お風呂に入る。
「お風呂先に入る?」
「あ、うん!」
「じゃあ、あそこの扉だから入ってね」
「着替えって……どうすればいい?」
「あっ……そうだな……。私のでいい?」
私のくらいしかないだろうし……できるだけ無地のもの……。
あっ、これちょうどいいかも……!
私が選んだのは、青と黒の縞模様のパジャマ。
「これでいい?」
「うん。ありがとう」
蘭くんがお風呂に入って、私は好きなテレビ番組を見ていた。
突然お泊まり会になったけど、何とか大丈夫だな〜。
私は、お気に入りのテレビ番組を見て、すっかり雰囲気が和んでいた。
ーーバッ。
見ていた時、家の電気が全部消えた。
えっ、停電⁉︎
こんな時に……!
「えっと、ここに懐中電灯が……」
よしっ、あった!
私はそう思って、明かりをつけた。
「てっ、停電⁉︎」
蘭くんもお風呂の中で叫んでいた。
「蘭くん、お湯出る?」
「出ない」
「そっか……。とりあえず着替えて来てくれないかな? ブレーカー高いところにあって……」
「わ、わかった!」
蘭くんにそういうと、着替えてからすぐ来てくれた。
「このベッドの上なんだよね……」
私たちは人2人分くらいの高さにあるブレーカーを見上げた。
「あー……。あそこは肩車とかしないと無理かな……」
「か、肩車……」
「僕がするから、夢さんはブレーカー直してくれない?」
「ありがとう……っ」
私が上に乗って、ブレーカーを直す。
「よいしょ……っと。よし、できた!」
私が両手を広げて喜ぶと同時に、電気がつく。

「じゃあ、私もお風呂入ってくるね」
「うん」
そう言って、お風呂に入る。
明日は学校ないよね……!
まあ、アニマルランドの営業日だから、頑張らなきゃ……!
って、明日アニマルランド休みなんだった!
明日は海さんたちの予定が被っちゃって休みだった。
体力づけに蘭くんとトランポリンとかアスレチックがたくさんあるところに行ってみようかな!
そう思っていると、コンコンと扉を叩く音がして、声をかける。
「どうしたの?」
「あの……僕そろそろ帰ったほうが……」
「あ、お母さん達家にいる? 帰った方がいい?」
「いや、そういうことじゃなくて、もう寝る時だし、迷惑かなって……」
蘭くんは申し訳なさそうな声で言ってきた。
「もう! 何回も言ってるじゃん! 危ないからこんな時に帰っちゃダメ!」
私が強くいうと、蘭くんは「明日には絶対帰るね……」と言ってリビングに戻って行った。
あ、後で蘭くんをアスレチックのところに誘おう!
私はリビングに行ってからのことを想像していた。