「こぶた」に婚活は難しい〜あなたの事なんて、狙ってませんから。〜

倫子の知らないところでそれぞれの思惑が動き始めていた。
『彼氏が欲しい、結婚したい』
と思ったばかりに。

(はあ。帰ったら何作ろうかなあ。)
電車の中で倫子はぼんやり考えていた。

平和だった倫子の世界が一遍して波乱に満ちたものになるまでに、残された時間は。後わずか。

【完】