は!?
たしかに俺は、ずっと好きだった篠原に告りもせず、距離も縮めらねぇままだけどよ…。
「俺のことじゃなくて、お前のことを言ってる。いい加減、女遊びをするのもやめろ」
「してないし。店に連れてってるだけで、その後は帰らせてる」
「利用してるのも悪いことだろ。そいつらに興味はねぇけど、期待させたり、裏切るのはやめとけ。人を泣かせるな」
「何で?広瀬もどんだけ女の子泣かせたと思ってるの?悪気がないほうが悪でしょ」
くっ…。確かに、俺は女が嫌いだから告白したり、話しかけてきた奴らには、無視したり泣かせるような言葉をたくさんかけてきた。
こんな俺のことを、篠原が好きになってくれるわけもない。
あまりにもその通りで、俺は室川に何も言い返せなかった‥。
次の日、俺は一学年下だという女に外廊下に呼び出された。
行くのはめんどくせぇけど…2人きりってわけじゃねぇし…しょうがない。
「好きですっ」
あぁ、やっぱりな。
いつもなら、ブス、とか色々罵ってたと思うけど、頭の中に室川の言葉が響いた。
「付き合えない。…悪い」
素っ気ねぇ言い方だけど、こういうことしか言えない俺は、ほんとに…。
「…失礼します」
その女は、外廊下の人混みの中に走っていった。
「はぁ」
「あれ、広瀬くん?」
ビクッ
一息ついたところで、後ろから俺の好きな人が声をかけてきた。
「あぁ、篠原か。何だ?」
わざと落ち着いた様子を見せる。
「今、告白されてるの見ちゃって。ごめんね。女嫌いなのは知ってたんだけど、あんな可愛い子を振る理由がわからなくて…。上から目線でごめん、言いたくなかったら全然大丈夫…」
たしかに俺は、ずっと好きだった篠原に告りもせず、距離も縮めらねぇままだけどよ…。
「俺のことじゃなくて、お前のことを言ってる。いい加減、女遊びをするのもやめろ」
「してないし。店に連れてってるだけで、その後は帰らせてる」
「利用してるのも悪いことだろ。そいつらに興味はねぇけど、期待させたり、裏切るのはやめとけ。人を泣かせるな」
「何で?広瀬もどんだけ女の子泣かせたと思ってるの?悪気がないほうが悪でしょ」
くっ…。確かに、俺は女が嫌いだから告白したり、話しかけてきた奴らには、無視したり泣かせるような言葉をたくさんかけてきた。
こんな俺のことを、篠原が好きになってくれるわけもない。
あまりにもその通りで、俺は室川に何も言い返せなかった‥。
次の日、俺は一学年下だという女に外廊下に呼び出された。
行くのはめんどくせぇけど…2人きりってわけじゃねぇし…しょうがない。
「好きですっ」
あぁ、やっぱりな。
いつもなら、ブス、とか色々罵ってたと思うけど、頭の中に室川の言葉が響いた。
「付き合えない。…悪い」
素っ気ねぇ言い方だけど、こういうことしか言えない俺は、ほんとに…。
「…失礼します」
その女は、外廊下の人混みの中に走っていった。
「はぁ」
「あれ、広瀬くん?」
ビクッ
一息ついたところで、後ろから俺の好きな人が声をかけてきた。
「あぁ、篠原か。何だ?」
わざと落ち着いた様子を見せる。
「今、告白されてるの見ちゃって。ごめんね。女嫌いなのは知ってたんだけど、あんな可愛い子を振る理由がわからなくて…。上から目線でごめん、言いたくなかったら全然大丈夫…」

