ピクッと広瀬君の肩が揺れ、こちらを振り返った。
「む、室川くん…?広瀬くん、私たちはどっちでもいいよ?」
無理してこっちに来なくてもいい。と目で訴える。
「俺も…行く」
えええええ…!!
「ええっ!!」
私より驚いたのは蘭だった。
だって、広瀬くんが女子と食事なんて初めて見る光景。
それに、蘭の隣と室川くんの隣が空いてないからって…私の隣とは。
ぐぬぬ…気まずい。
蘭と室川くんは、話が合ったのか二人で盛り上がっている。
私と広瀬くんだけが沈黙。
「ぁ…っと、広瀬くんって今度のテスト範囲、勉強した?」
必死で頭の中をフル回転させ、出てきたワード。
「ああ。…お前は?」
! もしかして広瀬くんも会話を続けようとしてくれてる?
「全くしてないんだよね…はは。しようと思ってるんだけど、集中力が続かないし、解けない問題ばっかりで」
「けどお前、毎回テスト総合トップ10にはいんじゃん」
「それは、たまたま出る問題が易しいだけだよ。それに、広瀬くんはほぼ1位じゃん。尊敬するよ。前なんか、総合一個も間違えてなかったし」
そんな広瀬くんに比べたら私なんて…。
「そんなん、勉強してなかったやつが多いだけだろ」
それ言っちゃっていいの?
広瀬くんだって勉強してるんだし、努力の結果でもあると思う。
「それでも、広瀬くんはすごいよ。教えてもらいたいくらい」
「む、室川くん…?広瀬くん、私たちはどっちでもいいよ?」
無理してこっちに来なくてもいい。と目で訴える。
「俺も…行く」
えええええ…!!
「ええっ!!」
私より驚いたのは蘭だった。
だって、広瀬くんが女子と食事なんて初めて見る光景。
それに、蘭の隣と室川くんの隣が空いてないからって…私の隣とは。
ぐぬぬ…気まずい。
蘭と室川くんは、話が合ったのか二人で盛り上がっている。
私と広瀬くんだけが沈黙。
「ぁ…っと、広瀬くんって今度のテスト範囲、勉強した?」
必死で頭の中をフル回転させ、出てきたワード。
「ああ。…お前は?」
! もしかして広瀬くんも会話を続けようとしてくれてる?
「全くしてないんだよね…はは。しようと思ってるんだけど、集中力が続かないし、解けない問題ばっかりで」
「けどお前、毎回テスト総合トップ10にはいんじゃん」
「それは、たまたま出る問題が易しいだけだよ。それに、広瀬くんはほぼ1位じゃん。尊敬するよ。前なんか、総合一個も間違えてなかったし」
そんな広瀬くんに比べたら私なんて…。
「そんなん、勉強してなかったやつが多いだけだろ」
それ言っちゃっていいの?
広瀬くんだって勉強してるんだし、努力の結果でもあると思う。
「それでも、広瀬くんはすごいよ。教えてもらいたいくらい」

