知らないことは知らないままで

次の瞬間お母さんは私のほうに向かい
ビンタをしてきた
私はバランスを崩して床に倒れ込んでいた

「いっ…た。」

「なんであなたがいなくなんなかったの!?
なんで結衣なのよ!ねぇ!?ねぇ!?
あなたがいなくなればよかったじゃない!」

お母さんはそう言いながら
私の両肩を掴み私に怒鳴っていた
その瞬間を見た謙ちゃんは私を庇いながら
私のお父さんと一緒に私からお母さんを
引き剥がしてくれた


「あなたがいなくなればよかったのよ!!!」


そうお母さんに言われた瞬間
私は我慢していた糸が切れ走って部屋から
抜け出し病院の外に出た