知らないことは知らないままで

羽衣side


家までの帰り道



「やばい…絶対バレたかも…。」



怜生くんにキスされそうになった時
私は結衣の顔が頭によぎった
結衣のふりをしているとはいえど
結衣に申し訳ない気持ちで
押しつぶされそうになっていた



「もう…無理かも…。」



私は怜生くんに
本当のことを打ち明けようか
このまま黙って結衣のふりをするのか
悩みながら家までの道を歩いた