知らないことは知らないままで

「いってぇ!!!」

「ごめんなさい!ごめんなさい!
怜生くんごめんなさい!
怪我してない?」


私は反射的に怜生くんを突き飛ばしていた


「怪我はしてない。大丈夫だから。」

「怜生くんごめんね。
やっぱり調子が悪いのかも…。
ごめんね、私もう帰るね…。
何かあれば連絡して。じゃーね。」


私は急いで荷物をまとめて
怜生くんの家を後にした