知らないことは知らないままで

羽衣side


羽衣の家のリビング・夕方



あの日から謙ちゃんは毎日ご飯のおかずを
持ってきてくれていた
今では私の家で謙ちゃんのお母さんが
作ったご飯を謙ちゃんと私で
食べるようになっていた



「うま!やっぱりうまいなー母さんのご飯!」

「謙ちゃんのお母さん料理上手だもんね!
謙ちゃんのお母さんの料理私すごく好きだもん!」



私は謙ちゃんとたわいのない話をしながら
食事する時間が大好きだった
でも1つ苦痛な時がある



「そういえば羽衣、学校どう?」

「うっ、うん!楽しいよ!」



嘘ついてごめんね…
謙ちゃんに心配かけたくないんだ