知らないことは知らないままで

羽衣side

私はイルカのぬいぐるみを
抱きしめながら
リビングの電気をつけた


「あ、れ?荒れ放題じゃない…?」


昨日とは違いリビングは元通りになっていた


「あっ、お父さんが掃除してくれたのか…。」


少し視線を外すと机の上にある
茶封筒が目に入った


「なに…これ?お金?」

茶封筒の中には5万円と
白い紙みたいな物が入っていた