知らないことは知らないままで

俺たちはラムネを口に運んだ
シュワっと夏の甘酸っぱい味がした



「美味しいっ、謙ちゃんあのね
もしもの話なんだけどさ…。」

「うん…どうした?」

「夏が終わったて私がまた
謙ちゃんの前から居なくなったら…」

「その話はやめよ…羽衣が…
また…俺から離れるなんて…
俺は嫌だから。」

「ごめんなさい…謙ちゃん…。」

「だから俺…」

「あれ?謙太?」



どこからか俺を呼ぶ声がした