知らないことは知らないままで

俺たちはラムネを口に運んだ
シュワっと夏の甘酸っぱい味がした

「美味しいっ、謙ちゃんあのね
もしもの話なんだけどさ…。」

「うん…どうした?」

「私がまた49日後に謙ちゃんの
前から居なくなったら…」

「その話はやめよ…羽衣がまた
俺から離れるなんて…俺は嫌だから。」

「ごめんなさい…謙ちゃん…。」

「だから俺から…」

「あれ?謙太?」

どこからか声がした