知らないことは知らないままで

「キスしてもいい…?」

「うん、いいよ。」



俺は目を閉じている羽衣の唇に
そっとキスを落とした


最初で最後のキスの味は
涙のせいでしょっぱく感じた



「じゃーね謙ちゃん!今までありがとう!
ずっと大好きだよ…!」

「羽衣!!!」



羽衣は笑顔で光となって
俺の前から消えていった