知らないことは知らないままで

羽衣side


放課後の帰り道・夕方



あれから結衣が亡くなってから
1ヶ月経ってしまった
今は10月少し肌寒くなってきた


現在私は怜生くんと放課後の帰り道
私と怜生くんはお互いに帰る時間が合えば
一緒に帰るのが日課になっていた


あの日、怜生くんが倒れてから
私は結衣として怜生くんの彼女として
私は怜生くんと接していた
デートもしたり、
図書館で一緒にテスト勉強したりと
高校生らしいことをしていた


怜生くんが私を結衣だと思っていても…
私は怜生くんへの思いが叶った気がして
嬉しい反面、結衣と怜生くんには
申し訳がない気持ちでいっぱいだった。


「じゃーな結衣、また明日な。」

「えー…、もう私のお家?」

「そうだよ、明日も
もし時間が合えば一緒に帰ろ?」

「うん、そうだね!またね!」



私は手を振りながら怜生くんを見送った