知らないことは知らないままで

羽衣side


病院からの帰り道・夜



「どういう事だよ、羽衣。」

「えっ?何が?」

「なんで羽衣は自分で
自分の首を絞めようとするの?」



謙ちゃんはとても心配そうな顔で
聞いてきた



「それは…怜生くんが
元気になればと思って…。」

「羽衣…。でも…これだけは
約束してほしい。」

「うん?なに…?」

「しんどくなったら俺に頼ってほしい。
それと俺の側から離れないで、絶対に。
これが俺と羽衣の約束ごと。」