知らないことは知らないままで

私は驚きを隠せないまま
怜生くんに嘘をついた



「そうだよ!怜生!結衣だよ!
もーうまったく…
私、心配したんだから…!」



私は涙を堪えながら頑張って笑顔で答えた



「ごめん、結衣。心配かけて。」

「大丈夫だよ!怜生くっ…
怜生が生きててくれてよかった…」


謙ちゃんがいつの間にかナースコールを
押してくれたらしく看護師さん来て
看護師さんが呼びに行った。



「怜生、これからお医者さんと怜生のお母さん、お父さん来るらしから。」

「わかった、謙太」



そのあと怜生君のお母さん、お父さん、
お医者さんらしき人がきた
怜生君のお母さんとお父さんと
主治医の人が話してる間、
謙ちゃんは何故か心配そうな顔で
私をずっと見ていた