知らないことは知らないままで

「もしかして結衣は双子だったのか?」

「えっ?どうした?」

「俺、思い出したんだ色々と…。」


俺は固唾を飲んで黙っていると
また怜生から話し始めた

「結衣が死んでから
俺は結衣の顔を忘れていたんだ」

「えっ…?」

「写真見たら思い出すんだけど、
また忘れての繰り返しで
結衣は二卵性の双子なはずなのに
結衣と羽衣の区別がつかなくなっていた。」

「怜生…。」