知らないことは知らないままで

羽衣side
お祭り会場・夜

私たちはお祭り会場まで来た
花火開始時間まで時間があるので
屋台を巡ることにした

「羽衣ー何が食べたい?
あっ!羽衣が好きなりんご飴あるよ!」

「本当だ!謙ちゃん買いに行ってもいい?」

「うん!やった!行ってくる!」

「下駄だから気をつけろよー!」

「うん!わかってるって!あっ…!」

「羽衣!?」

あれ…私さっき転んだはずだが
身体が痛くなかった
後ろ振り向くと謙ちゃんが支えてくれた