知らないことは知らないままで

羽衣side
病室・昼

退院の日
私は退院の準備をしながら
謙ちゃんの家族を待っていた
謙ちゃんのお父さんの運転で帰る
予定になっている


「羽衣ー!入るなー!」

学校を休んだ謙ちゃんが1人で迎えきてくれた
私は笑顔で迎えた


「羽衣、母さんたちは今お医者さんと
話してるから待っててって。」


私は頷き、退院の準備を
謙ちゃんと進めた