知らないことは知らないままで

あれから俺は
いつの間にか羽衣が寝ている
病室にいた


「謙太、お母さんたちお水買ってくるね。」

「うん…。」


俺はずっと羽衣が心配でたまらなかった

お医者さん曰く羽衣は俺が少しでも
見つけるのが遅かったら
出血多量で死ぬとろこだった


「羽衣…。俺のそばからいなくならないで…。」


俺は羽衣の手を握りながら
目を覚ますことを祈った