私の頬に触れた手に、必要以上に意識してしまうと、支配人がそんな私を見て
フッと笑った。

「‥あ‥あの‥それって‥」

『明日は仕事だからもう帰って休みな
 さい。遅くまで付き合わせてしまった
 からな。』

「し、支配人は‥私の話を信じて
 くれたんですか?」

手の甲で頬から顎にかけて撫でるように
滑らせた手が顎先で止まると、少しだけ
クイッと上を向かされてしまい、至近距離で支配人と見つめ合ってしまう

『信じるよ。もしこの話が嘘だと
 したら君はとんでもないペテン師
 だから罰を与えないとな。』

「えっ!?罰って‥‥」

支配人のもう片方の手が私の腰を抱くと、距離がさらに縮まり今にも唇が
触れそうな距離になってしまった。

「支配人ッ!!」

『‥‥‥フッ‥‥‥こんな罰だと、
 罰ゲームにならないか?』

「な!なります!!なりますから!」


耐えきれなくて何とか支配人の腕の中
から抜け出すと、面白かったのか、
綺麗な顔を崩して笑う姿にまた赤面した