簡単な事じゃないとは思う‥‥

ツラいって気持ちばっかりが勝っちゃっていた。

鈴子が圭吾さんと生きた過去を受け入れ
つつ、鳥山 叶香として生きること。

今は難しいかもしれないけれど、
消えることのない思いなら、
小久保さんが言うように受け入れる
事ができたらいいな‥‥

目頭がツーンと熱くなりつつも、
今は小久保さんの優しさがかなり
気持ちをラクにしてくれたから、
感謝でいっぱいになった。



「‥‥‥思ってたより広いですね。」


休憩後、瑆さんと訪れた場所は、
ガーデンから枕木で道が作られた先にある途中の1箇所だった。


任せるって言ってたけど、まさか
本当に1人でやらせる気じゃないよね?


花は好きだけど種類程度で、育て方や
注意点も全く分からない‥‥

公園の砂場程度の広さでも、埋めようと
思うととても難しそうだ。


『鳥山さんならここをどんな風に
 してみたい?』

「これだけ周りに素敵な花壇や植木が
 沢山ある中で、特別なことをしたら
 浮いてしまいそうですよね‥‥。」

日髙支配人のセンスの良さに、素人の
私が何をやってもダメな気がする