「‥‥‥はぁ。」


ホテルの裏にある社員寮に帰ると、
気持ちがソワソワしてして落ち着かず、
食事を簡単に済ませてからシャワーを浴びてライトアップされた遊歩道を散歩
する事にした。


もうすぐGWで忙しくなる。
そして明けからは何処かの部署で
毎日働く事になる。

正直なところ、従業員の人達が皆さん
いい方ばかりで何処に配属されても
嫌じゃない。

前は仕事が好きだったのに、人間関係
やイジメの多さに、この仕事が嫌いになりかけてたから、また好きだと思えて良かったな‥‥。

それもここに来て仕事の楽しさを
日々感じられているからだと思う。


夜の風の冷たさに、持ってきていた
厚めのストールを羽織ると、私の
癒しの湖が見たくなった


「‥‥‥夜も綺麗。ここもライトアップ
 されてるんだ‥‥。」


『こんな時間に珍しいな。』

えっ?

湖を見つめていた私は、背後から聞こえた声に振り返ると、そこに、スーツ姿の支配人が居たことに驚いた