『それは最悪じゃないよ、きっと。』

「ははッ‥そうだと嬉しいです。
 ホテリエとして見習いたい所
 が多過ぎる方なので、その下で
 働けてありがたいです。」


前世でも、圭吾さんは私には手の届かない方だった。

毎日忙しいのに、自分よりも下の者にも
変わらず優しく接してくれ、面倒見の
いい人だったな‥‥


『‥‥ねぇ、鳥山さんさ、この期間に
 花壇を自分で考えて作ってみない?』


ええっ!!!?


『父さん!鳥山さんにあの花壇任せて
 みてもいい?俺が責任取るから。』

「ちょっと!ッ‥待ってください!!
 私、ガーデニングなんて初心者どころ
 か何も知りません!!そんな人に、
 任せたら叱られますって!!」


綺麗な顔して突拍子もないことをキラキラした笑顔で話す瑆さんを、顔面蒼白に
なりながらも制止する。

小久保さん!!お願いだから断って!!


『お前に任せるよ。瑆がそう思うって
 事は何か根拠があるんだろう?』

う‥嘘でしょ‥‥!?