失恋の傷には、甘いケーキを。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昨日のアイス美味しかったなー!

「みはねー!おはょ!」

「あっ!ゆりちゃんおはよ!」

この子は私の友達の久保ゆりちゃん!
ボブで、頼りになるとても美人な女の子!

「ニヤニヤしてるよ?どした?」

「昨日のアイス美味しかったなぁーって思って!」

「新発売の?!私も食べたいやつ!先越されたー」

「へへ」

翌日こんな他愛のない話をしていたとき、

「かれんー!」

「あっ!隼人くん!おはよぉ」

「おう!今日も可愛いなぁ」

あ、あれ…気まずいな…

「…みはね大丈夫?」

「あっ…うん…」

「廊下行こっか」

「ありがと」

私にはこの前まで好きな人がいた。
正確に言うとまだ、諦めきれていない。

最近よく隼人が私のクラスに来て気まずいなぁ…、

「あんな堂々と見せつけるとかなんなの?!」


「あはは、」

「見せつけてるよね、ちょっと言ってこようかしら」

「いやいや!」

ゆりちゃん、本当に行こうとするんだもんビックリしちゃったよ。

「もういーの!」

こんなこと言ってるけど、ゆりちゃんは私がまだ隼人のことを好きなことは気づいてると思う。

「みはね…」

「…」

「そんなことより!廉樹先輩とはどうなの?!」

「ど、どうとは?」