失恋の傷には、甘いケーキを。



廉樹先輩の苗字は、黒崎。

私はそんな優しい廉樹先輩に憧れを抱いた。

ちなみにあれから、幼なじみとは話せていない。
話すことはないと思うだろうけどね、、だって、
今はまだ、好きという感情は消えていない、思う…から。

「…ん〜なんともないよ、でもジャージどうしようか悩んでおります…。」

「もう2週間も経つのにまだ返せてないの?!」

「は、はい…」

捨てていいと言われたけど、捨てるのはなんだか悪い気がして、捨ててはいない。

「でも不思議だよね、廉樹先輩女嫌いなのにね」

「そ、そうなんだよ!」

うちの学校では、廉樹先輩は、女嫌いで有名だ。だから入学して3ヶ月。あんなにモテる廉樹先輩の彼女だとか、そういう恋愛の話は、一切聞いたことがない。

「もしかして!みはねのこと好きなんじゃない?」

ゆりちゃんが笑いながらそんなことをいう。

「な、何言ってんの!私廉樹先輩と話したのその1回しかないんだよ?」

「まぁ、それもそっか。」

「ゆり、みはねちゃんおはよ〜」

「しょう。おはよ」

「あっ!おはようございます。」

この人は、ゆりちゃんの彼氏の杉原翔先輩。
2年生で、ゆりちゃんとは幼なじみらしい。
私には、少し?いや結構チャラい人という印象がある。

「なになに?恋バナー?」

「教えませーん」

「ゆりちゃんもしかして!俺のことでも話してくれてたの?!」

そう言ってしょう先輩はゆりちゃんにくっつく。
この通りしょう先輩は、ゆりちゃんのことが大好きだ。

「それは絶対ないからご安心を。」

ゆりちゃんは、しょう先輩の前ではツンツン全開。
こんなこと言ってるけど、ゆりちゃんちゃんと顔赤くなってるし、結構しょう先輩の話してるけどね。

それはゆりちゃんに怒られちゃいそうだし、内緒にしとこ!