「じゃあロラン、まずは告白したら?」
「正論だ。私もその方がいいと思うぞ」
「え~。そんなことしたら両想いになっちゃうかもじゃん。ロランと兄さんだけずるいよ」
自分の結婚生活がうまくいっていないからといって、こちらを巻き込もうとする第三王子を睨む。
リヒトが呆れたように嘆息した。
「とにかく、俺の忠告通り後悔したなら、挽回するしかないんじゃないかな。さっさと謝って告白しなよ」
告白、とその言葉を舌の上で転がす。
今のロランにとって、こんなに苦い言葉もない。
(告白したところで結果は見えている。それでもする意味はあるのか? したことで、もしミレッラの心が離れていったら? ……今はもう、耐えられる自信がない)
そうなった時、自分が彼女を手酷く抱こうとする未来しか見えない。避妊薬も服用せず、彼女にも薬を飲ませず、最悪の場合妊娠するまで部屋に閉じ込めてしまうかもしれない。
ロランにとってミレッラは、稀有な人間なのだ。人を外見で判断しないという点だけではなく、打てば響く会話や優しい心、逆境にめげない強い面もあるのにかわいらしいところもあり、守りたいと思った初めての人。
「正論だ。私もその方がいいと思うぞ」
「え~。そんなことしたら両想いになっちゃうかもじゃん。ロランと兄さんだけずるいよ」
自分の結婚生活がうまくいっていないからといって、こちらを巻き込もうとする第三王子を睨む。
リヒトが呆れたように嘆息した。
「とにかく、俺の忠告通り後悔したなら、挽回するしかないんじゃないかな。さっさと謝って告白しなよ」
告白、とその言葉を舌の上で転がす。
今のロランにとって、こんなに苦い言葉もない。
(告白したところで結果は見えている。それでもする意味はあるのか? したことで、もしミレッラの心が離れていったら? ……今はもう、耐えられる自信がない)
そうなった時、自分が彼女を手酷く抱こうとする未来しか見えない。避妊薬も服用せず、彼女にも薬を飲ませず、最悪の場合妊娠するまで部屋に閉じ込めてしまうかもしれない。
ロランにとってミレッラは、稀有な人間なのだ。人を外見で判断しないという点だけではなく、打てば響く会話や優しい心、逆境にめげない強い面もあるのにかわいらしいところもあり、守りたいと思った初めての人。
