聞いた瞬間、胸がちくっとした。 失恋したばかりなのに、他人の元カノとか聞きたくなかった。 「……別れたの?」 「うん。」 「そっか。」 会話はそれだけなのに、遊園地のイルミがやけに遠く感じた。 「じゃあ、“彼女のふり”してくれたら助かる。」