24時の観覧車





聞いた瞬間、胸がちくっとした。


失恋したばかりなのに、他人の元カノとか聞きたくなかった。



「……別れたの?」


「うん。」


「そっか。」


会話はそれだけなのに、遊園地のイルミがやけに遠く感じた。



「じゃあ、“彼女のふり”してくれたら助かる。」