24時の観覧車






帰り道、街のイルミネーションがキラキラ光って、


まるであの観覧車の中にいたときと同じ世界みたいだった。



彼はあまり話さないけれど、横にいるだけで安心する。



「この間は……ありがとう。」



思わずぽつりと言うと、彼は少し照れくさそうにうなずいた。



「俺も。今日だけじゃ、もう足りなかったから。」