24時の観覧車





放課後、友達と帰ろうとして校門を出ると、


視界の端に見慣れたマフラー姿がちらり。



「……あ、陽斗?」



彼は驚いたように振り返るけど、すぐににこっと笑った。



「おう。寒いから、一緒に帰る?」



小さく手を差し出すその仕草に、私は自然と笑顔になる。