見上げた先の幸せ

「…何が言いたいんですか」
「ん?君はね、強がりすぎてるんだよ。そりゃあ生きていくために多少の強がりは必要だよ?けど君は強がりすぎて、周りが見えなくなってる。少し気を抜いて、周りを見てごらん?」

あれ、あの花、ここ入ってきた時あったっけ。てかこの先生こんな優しい顔してたっけ。

「…あ、あれ」
「うん、泣いていいんだよ。固い鎧なんか着なくていいよ。柔らかい布に包まれていいんだよ。」

こんなセリフ、綺麗事って分かってるのに…なんで涙止まんないんだよ。

「俺のとこ通ってくれる気になった?」
「…はい」
「うん、じゃあ毎週月曜日のこの時間にしよう。来週も待ってるから!」