見上げた先の幸せ

「でーどったの?」

ここまで連れてこられたら話すしかないか…

「幸樹さんが熱出しちゃって…俺のせいかなって」
「え?なんで真斗のせいになるの?」
「俺と暮らすようになってから家事全部やってくれててさ、夜は遅くまで仕事してて、俺がいなかったら家事の時間削れて仕事も早く終わらせられてもっと早く寝れて休めるだろうし、それに眠れない俺が横にいるのはストレスなんじゃないかって」
「三間先生がそう言ったの?真斗のことがストレスだって、邪魔だって、言ったの?」
「え、いや、言ってないけど」
「じゃあそんなこと思ってないよ。三間先生は好きで真斗といるんだよ?なのにストレスが増えるわけないよ」
「そう?」

冬璃がそうは言ってくれていても俺の不安はあまり減らなくて俯いていると冬璃はいきなり立ち上がって

「そう!俺が断言する!大体真斗が悲しむようなことしたら俺が全力で怒る!」と言った。